庄野潤三展

港の見える丘公園の近くにある
神奈川県近代文学館では
8月4日まで
庄野潤三展が開催されています。

https://www.tfm.co.jp/yes/story/77300

展覧会を紹介するラジオ番組を聴いて
興味をもったので訪問しました。

自分の羽根

展示で印象に残ったのは
新聞に連載していたエッセイ集の
中の一節です。

「私は自分の経験したことだけを書きたいと思う。
 徹底的にそうしたいと考える。
 但し、この経験は直接私がしたことだけを指すのではなくて、
 人から聞いたことでも、何かで読んだことでも、
 それが私の生活感情に強くふれ、自分にとつて痛切に感じられることは、私の経験の中に含める。
 私は作品を書くのにそれ以外の何物にもよることを欲しない。
 つまり私は自分の前に飛んで来る羽根だけを打ち返したい。
 私の羽根でないものは、打たない。
 しかし、自分の前へ飛んで来た羽根だけは、何とかして羽子板の真中で打ち返したい。

自分に置き換えて考えると
 弁護士として
 会計士として
どのような業務に関与するか
というポリシーにつながると思いました。

  • やりたいこと
  • できること
  • 求められること

この3つが備わっている業務を実現できるよう
精進したいものです。

以上

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