映画 茶飲友達

異性恋愛以外の性的志向を扱う
映像作品が増えてきました。

    そうはいっても
    高齢者と障害者の性を正面から扱っている
    日本の映像作品を見た記憶はありません。

    オアシスという韓国映画が
    障害者同士の恋愛が描いていますが。

    この作品は
    高齢者男性向けにコールガールの派遣事業
    をする女性とその周辺の物語です。

    パンフレットによると
    実際に起きた事件にインスパイアされた監督が
    脚本から作り上げたオリジナル作品です。

    高齢者だからといって

    高齢者になったからといって
    性欲がなくなるわけではない

    介護に携わっている方であれば
    おわかりだと思いますが
    高齢男性による女性の介護士へのお触りは
    皆無でありません。

    コンプラ全盛の昨今
    見たくないものに蓋をして
    なかったことすることが
    一見落着なのでしょうか。

    こんなことを考えるのは

    終戦直後、横須賀の安浦には
    連合国軍兵士による強姦や性暴力を防ぐため
    慰安所が設置されていたことがなかったことにされていたり
    黄金町のちょんの間の廃絶などとは
    無関係ではないように思います。

    公開拡大

    舞台挨拶を見る機会があったのですが
    監督によると
    最初は1館だけの上映だったが
    口コミで公開規模が拡大し
    全国40館での公開が決まったそうなので
    都心部でなくても
    見る機会が増えそうです。

    以上

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