横浜支所グルメ(5)番外編 志な乃
山形県に出張に行ったとき、
取引先の方に連れて行って頂いた
板蕎麦で蕎麦の美味しさに目覚め、
以来、美味しそうな蕎麦屋を見つけては食べています。
今回ご紹介する蕎麦屋は横浜中華街にある店ではありませんが、
関内の会社の方に連れていって頂いた店で30年近く通っています。
都内にいた頃は愛宕や新宿御苑にある志な乃に足繁く通ってましたが、
愛宕店が随分前に移転した後は、専ら新宿御苑の店に行っていました。
その後、横浜に戻ったのを機に再び関内のお店に通い始めました。
蕎麦は太打ちの田舎蕎麦なので、
更科系の蕎麦が好きな方の好みではないかもしれません。
値段はざる蕎麦でも千円を越えますが、量がありますし、
何より歯ごたえがあって、蕎麦を食べたという満足感がえられるので、
そこまで高いという感じはしません。
以前と変わったことと言えば、
昼営業にはいらした給仕の方が夜営業ではおらず、
ご主人だけになっていることです。
私がある夜に行ったときには、
ご主人が客席に座って本を読んでいたこともあり、
お客さんが減っているのかな、と心配になりました。
ご主人は相当の高齢であり、後継者らしき人を見かけないので、
この店の蕎麦を食べられるのもそんなに長くないだろうと思います。
横浜で蕎麦を検索すると、
平沼や三吉橋の店が上位で表示されますが、
私の中では平沼の店よりは断然上位ですし、
三吉橋の蕎麦屋が出す田舎蕎麦といい勝負だと思っています。
三吉橋の蕎麦屋は大盛りができないので、
横浜で歯ごたえのある蕎麦をお腹いっぱい食べたい方は、
ご主人が元気なうちに志な乃に行ってみてください。
以上