猫と暮らす(2)
今飼っているのは
メス猫(サビ雑種)
オス猫(エジプシャンマウ)
の2匹です。
メス猫がウチに来たのは
2010年9月なので
今月で丸12年になります。
保護猫の譲渡会を通じて
譲り受けたので
正確な誕生日はわからないのですが
譲り受けたときに
生後半年くらいです
という説明を受けたので
年齢は12歳6か月くらいでしょう。
後ろ足の片っぽの肉球がない
という生まれつき足に障害があったのと
サビ猫という柄だったせいで
なかなか引取先が決まらなかったようです。
サビ猫との出会い
最初に飼ったロシアンブルーが
2010年になってすぐに糖尿病が発覚しました。
我慢強い猫だったので
病院に連れて行ったときには手遅れでした。
それでも入院してインスリンを投与して
様子を見ることになりました。
2週間ほどして体調が回復したので
自宅でインスリン投与して様子を見ることになり
自宅に戻ってきたのですが
すぐに容体が悪くなり
再入院して数日後に病院で亡くなりました。
しばらくは猫がいない生活だったのですが
2010年5月に司法試験が控えていましたし
試験終了後は会計士の仕事をしたりしていたので
何とかやり過ごすことができていました。
半年くらいたつと
猫がいない生活にさみしさを感じるようになり
機会を見てはペットショップに足を運びました。
9月になっても
なかなかピンとくる猫に出会うことができませんでした。
9月の最初の日曜日に
本牧にあるペットショップに行った帰り
根岸駅に向かうバスに乗りました。
何故だか駅のひとつ前のバス停で後車し
駅に向かって歩いていたところ
動物病院の前を通りかかりました。
いくつかの張り紙があり
その中に磯子の猫の会が主催する
譲渡会のチラシが張ってありました。
それによると
・磯子区役所前で月に一度譲渡会を開催していること
・9月の譲渡会は次の日曜日であること
が記載されており
譲渡予定の猫として何匹かの写真も載っていました。
その週の木曜日が司法試験の発表だったので
これも何かの縁と思い
司法試験に合格していたら
この猫を譲り受けようと心に決めて
合格発表を迎えました。
結果は合格だったので
次の日曜日に譲渡会に行きました。
来ていたメス猫は2匹だけで
メス猫を希望する方は私のほかに1人いました。
しかもその方が先に来ていたので
その方に選択権がありました。
私が決めていた猫が選ばれてしまうと困るな
と思っていましたが
その方はもう一匹を選んだので
私は希望する猫を迎えいれることが出来ました。
その時に譲り受けた猫が今のサビ猫です。
2010年という年
最初に飼ったロシアンブルーの猫は
飼い主を困らせることは何一つしない
とても賢い猫でした。
入院して1日だけ退院してくれた日が
私の誕生日だったのも
あの猫ならではの気遣いだでしょう。
2010年は本厄の年だったのですが
中年というハンディの私が司法試験に合格できたのも
ロシアンブルーの猫が
年が変わってすぐに私の厄を
全部持って行ってくれたお陰だと思っています。
ロシアンブルーの猫を飼わなければ
再び猫を飼おうとは思わなかったですし
2010年1月に亡くならなければ
今のサビ猫を飼うこともなかったことを考えると
最初の猫が
サビ猫に出会わせてくれたという縁を感じます。
以上