映画「ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地」
2022年のゴールデンウィークは
渋谷のヒューマントラストシネマで
シャンタル・アケルマン映画祭
が開催中だったので
スコットランド国立美術館展を
都立美術館で観に行った後に
標題の映画を観ました。
凄かったです。
高校生の息子と2人暮らしの
未亡人の3日間の日常生活を描いた作品で
約3時間半という
長時間の作品ながら
セリフがほとんどなく
料理、買い物、掃除などを
定点に近いカメラで
写し出していきます。
淡々と日常を過ごす主人公に
少しづつ狂気が蓄積され
最後に静かに爆発する恐ろしさは
映画館という非日常的な空間でないと
体感できないと思います。
2022年5月12日まで
上映が延長されることが決定したので
スクリーンでご覧になることを
おすすめします。
以上